正義の側面

正義の正体を掴み、引っこ抜き、収穫してしまったようだ。

正義とは何か

正義とはなにがしかが策定した方針に沿うこと

工数をかけたわりにシンプルな結論だ。

具体例

共産主義者が策定した方針は『財産の共同所有による平等な社会』だ。

なので共産主義者にとっては「共同所有により平等な感じになってきたぞ」ってことであれば正義だし、「共同所有できていないぞ」や「平等な感じになっていないぞ」ってことであれば悪であるって流れになる。 ※つまり、正義が決まればその対極に悪も定まるということだと思っている

この収穫した『正義の方針』に従い、方針を当てはめられるかいろいろ整理してみようと思う。

整理表

項目方針
共産主義共同所有による平等な感じ
配分的正義業績に応じた分配をよしとする
調整的正義業績が異なってもがんばっていれば
よしとする ※環境差を調整・吸収する
功利主義有用ならばよしとする
お前のものも俺のもの俺をよしとする
実験結果で
薬の効果が認められた
統計学的効果の裏付けをよしとする
※経験則や推論ではない
かわいいは正義かわいい関数 k(t) の出力値で正義か判断する
最大多数の最大幸福max(∫幸福度)の値が大きいことを是とする
この世に悪があるとすれば、
それは人の心だ
人が忘れてしまった
大切な何かをよしとする

具体例を挙げていくと、いろいろと見えてくるものがある。

相対的である

人によって選ぶ方針は異なるから、絶対的な正義というものは存在しない。

評価方法は異なる

例えば整理表の「かわいいは正義」で考えてみる。

実装意味合い
k(t)今のかわいさを正義とする
∫k(t)dt生涯にわたるかわいさの維持を正義とする
※今かわいいだけでなく、長期キープするのが正義である
k(t)’かわいくなる変化を正義とする
※醜いと思われていた者がかわいく変貌する瞬間こそが最正義
a∫k(t)dt
+bk(t)
+ck(t)’
上記3件を混ぜ合わせた正義。
今かわいいだけでなく長期間キープや変化が求められる
かわいいは正義の評価方法例

k(x)で正義度合を判断するのが同じでも、上表のように解釈の仕方は分かれる。このため同じ方針・正義を掲げたとしても、誰もが完全に同じ判断方法でなければ正義を共有できるわけではない。

一歩先の正義を考える

正義が相対的な指針で、絶対的に一致させられないものだとすれば止揚しちゃおうって気持ちが芽生える。

最初に答えはシンプルって収穫してしまったけれど、それは個人単位で持つ正義についての話。汎用的な話であれば本当はこうなんじゃないかと思う。

正義とは自他の策定した方針の違いを考慮し、いい感じに折り合いをつけること

いけてる気がする。

最後に

机上ではいろいろときれいごとを言えるのだけれど、世の中、正義のぶつかり合いがスマートな方針に基づいて行われている訳ではないと思う。

大体が「建前」として方針を打ち出しているものの、内実「お前のものも俺のもの」をよしとしているのが大半なのではないかと思ったりもする。

異なる思想間で「いい感じに折り合いをつける」が不可能であれば、結局はこういうことなのかもしれない。

正義は幻想

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